こんにちは。タクマです。
今日は何かと使用頻度の高いマルチについて書きます。
- マルチとはなんぞや?な方
- 家庭菜園などでもマルチが必要なことがわかってはいるがはり方がわからない方
- せっかくマルチを張るならきれいにはりたい方
それではマルチをはっていきましょう。
マルチとは?
畑の畝を覆う黒いビニールなどは見たことありませんか?
それがマルチと呼ばれているものです。
マルチにはビニールや藁などがあります。
- 地温(ちおん)の調節ができる
- 土の乾燥を防ぐ
- 雑草が生えにくくなる
- 雨などで肥料が流れるのを防ぐ
- 病気の伝染を防ぐ など
種をまきたいけれど、まだちょっと寒いかなー。というときに土を保温したりする場合によく使用されます。
雑草予防も、土の乾燥防止も使用頻度が高いです。
必需品といっても過言ではないでしょう。
畝を作る
畝を作る場所を決める
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マルチは畝の上にはります。
まず、畝を作りたい場所を決めましょう。
水糸などで直線を出す
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市販の水糸などで直線を出すこともできますが、畑って思ったより長いので足りなかったりします。
学園では上記の写真のものを使用しています。
市販の水糸よりも格段に作業性が上がりますので、家庭菜園よりも広い場所で畝を作りたい場合は検討してみると良いと思います。
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実際に使用している写真です。
かなりながい距離ですが、杭を指すだけです。
巻き取りができるので片付けも容易です。
溝を作る
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先ほど張り出した直線に沿って溝を掘っていきます。
後ほどこの溝は埋めますので、掘り起こした土は溝のすぐ横に置いておきましょう。
ちなみにこの農具は「平鍬(ひらぐわ)」といいます。
畝を作ったり、背面で畝の表面をならしたりします。
マルチをはる
マルチを伸ばす
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多くのマルチは、筒状の芯に巻き付けられているので、その芯の中に支柱などを通すと伸ばしやすくなります。
一人で行う場合は、畝をまたぎながら後ろ向きに進んでいきます。
一番初めに畝の端を固定すると伸ばしやすいです。
伸ばしながら端を埋めていく
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先ほど掘った溝にマルチの端を埋めます。
足で踏んでマルチを横に伸ばしながら土をかぶせていきます。
写真のように平鍬でかぶせてもいいですし、足で土を寄せても構いません。
大事なのは、横方向にきちんと伸びていることです。
マルチがたわんでいると強風でずれたりしてしまいます。
種をまいた後にマルチがずれると作物と穴の位置がずれて作業がしにくくなります。
ぴっちり伸ばしながら固定することで後々の作業がらくになりますので、ぜひ意識してください。
まとめ
マルチは本当に使用頻度が高いため、ほぼ間違いないくいつか作業する日が来るでしょう。
その時はぜひこの記事を思い出してみてください。
きちんとまっすぐマルチをはることで、畑の面積を最大限有効活用できます。
農業機械でマルチをはることもできますが、まだ持っていない方はぜひやってみてください。
最後まで読んでくださいましてありがとうございます。